東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【出前講義】仙台市立木町通小学校での年間出前講義打合せ(5/1)

2014年5月 2日 (金)

 4/24には、通年で出前講義を行っている七北田小学校との打合せ七北田小学校でこうした取組が始まったのは、理科専科の先生を小学校でも導入と言う試みがきっかけでした。いつも読んでくれている方には、釈迦に説法かもしれないですが、渡辺が小学生時代を過ごした今治市は35年以上前から、理科専科の先生がいました。3年生の時から、理科の先生だったような。そんなこともあり、理科が余計に好きになったように思っています。ところが、仙台市内で出前講義を行ったら、理科専科の先生がいないというのを見て、どうにかならないかと思っていたときに、こうしたきっかけをもらって。と言うのが、七北田小学校でのNSP(Nanakita Science Project)の始まりでした。

DSCN2255.JPG こうした取組に共感してくれたのが、木町通小学校。今年で3年目。こちらでは、植物関係だけの講義になりますが、。。理科専科の先生を導入することのきっかけになってくれればと思っております。何より、渡辺をはじめとする大学教員が講義をするのは、毎日の講義の中でも、数回。普段は、小学校の先生たちですので。。。

 打合せでは、教務の熊谷先生がまとめをやって頂き、あらかじめ、日程調整等はできていましたが、3~6年の先生方と顔合わせと当日に向けて準備物などの確認を。天候の関係で準備が大変なのが「ヒマワリ」。あと、なにゆえか、よくわかりませんが、「ヘチマ」の生育がこの小学校はよくないのが毎年のようになっていて。。。昨日、話をするのを失念していましたが、直接、畑に播種するのではなくて、発芽をシャーレで行い、あるいは、小さな黒ポットに植えて、苗を作り、その上で、畑に移植する。と言うことをすれば、ずいぶんと生育が違うと思います。是非、今年はトライして頂ければ。。。今年も楽しみにしております。写真は、2013年の今治市立富田小学校でのものです。写真をclickしたら、大きくなりますので。これが6月頃の写真です。

DSCN6733.JPG 最後になりましたが、教務の熊谷先生をはじめとする、各学年の先生方、よろしくお願いします。


 わたなべしるす


ページの一番上へ

【出前講義】宮城県宮城第一高等学校・特別講義「高校生の進路選択へのアドバイス」(4/30)

2014年4月30日 (水)

 連休の谷間というか、4月最後。昨日は昭和の日の祝日。平成になってすでに26年。。。ということは、通常の修学年限であれば、大学院生のうち、修士課程の学生は平成生まれ???そのうち、大学院生が全て平成生まれになるのも、そう遠くはない。。。何とも不思議な感じであるが、昭和が終わってからそんなに立つのだと改めて。。。というのと、久しぶりの雨降りのような。ちょうどソメイヨシノが満開の頃、雨降りで。。。たまには雨降りがないと、春先の芽吹きや農作業には、差し支えがでるのではと思うくらい。。。

DSCN2296.JPG そんな4月最後の出前講義は、宮城県宮城第一高等学校でのキャリア講義。昨年に引き続き、午後からの2コマをいただき、1年生全体にキャリア教育の講義。高校に入学してから、ちょうど20日くらいがたって、落ち着いた頃ではないでしょうか。という自分を振り返ると、数学と地理はそんなに抵抗がなかったような。ただ、国語、英語は、格段に難しくなり。。。生物は。。。だったのを思い出しました。そんな高校での悩みを同じように持っているのでは。。。そんな時に、大学への進路というのは少しはやいかもしれないですが、そうした高校での悩みは、これからの進路、人生にはつきもの。ということで、講義は、「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス---大学・学部・学科の選択が君の人生を変える-----大学・学部・学科の選択が君の人生を変える---」と言う形で、去年と同様のタイトルですが、内容はかなりversion upしました。

 最初に、担当の先生から渡辺の紹介。愛媛県今治市の出身と言うところから、現在に至るまで、身に余るような紹介を頂きました。今では、今治市と言えば「バリィさん」。ただ、驚いたのは、それがつけている、来島海峡にかかる三連の吊り橋、今治タオル、造船というのを3つとも知ってくれました。今年の生徒さんというか、初めてだと思います。生徒さんで知っていた高校は。感動でした。また、今治にミカン狩りに行ったことがあるという生徒さんも。ありがたいことです。渡辺と同じような小学生時代に田舎道を2km以上歩いて登校という生徒さんも。それからすごかったのは、あやとりがきちんとできて、また、考えず、光速でできる生徒さんが2名も。これも初めてのことでした。感動しました。また、夢は「研究者」になることという生徒さんも。研究者に限らず、これをやりたいということが明確になっているのは、重要ですから。何をするにも考えること、それは大切ですから。もちろん、ルービックキューブができる生徒さんも。時間はかかっても、すばらしいです。

DSCN2298.JPG
DSCN2300.JPG 高校時代のところでは、それぞれの科目で何が大事で、何を学習したのか。で、どの時代もそうかもしれないですが、不得意な教科あるもの。でも、そんな不得意があって、大学に入ることができて、今のような職に就いていると言うことが不思議という生徒さんも。それを言われると、確かに。。。ただ、だれよりも考えて、色々なことをやったので、今があるのだろうと。。。では、大学とはどんなところで、何を学んで、師匠の影響は大きいからと。ぜひ、これはという師匠と巡り会ってください。で、渡辺が大学以降何を考え、そのようにして今までを歩んできたのか。そうした渡辺の一面から、自分の将来像を描いてもらえればと思います。少ししゃべりすぎて質問コーナーが、十分な時間でなかったかもしれません。せひ、mailなどで質問をもらえればと思います。質問のあとには、1年生代表から、とてもしっかりしたお礼の言葉を。今回のことをきっかけとして、進路、人生を考えるようになってもらえればと思います。また、宮城第一高校高では初めてのトライですが、全体での集合写真で、世界に情報発信。

DSCN2307.JPG
DSCN2308.JPG 講義が終わったあと、校長室で講義にまつわる話しを。高校1年生のこの時期に、自分の進路が明確になってないかもしれないですが、こうした進路、キャリアのことを考えることは、大切であろうと。今後ともよりよい連携ができればと思います。最後になりましたが、今回の講義を設定頂きました佐伯先生をはじめとする、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 宮城第一は、技術補佐員の増子さんの母校で、宮城第一女子高等学校と呼ばれていた時代。あと、アルバイトをしてくれている進藤さんは、今の校名に変わってから。そうしたつながりのあるところで講義ができるのは、ありがたいことです。感謝。

 PS.のPS. 講義のあとに、質問にきた生徒さんも。中学校の時に、Darwinの著書を読んで感動したと。。。ただ、Darwinが植物も多く研究していると言うことは知らなかったようです。Darwinの進化論が動物で語られているので、動物の研究者と思うかもしれないですが、植物でも自家不和合性、栽培化など、たくさんの研究を行っています。そうしたことにもふれてくださいと。。。原書ですが、ここから見ることができます。もちろん、渡辺も自家不和合性、栽培化などについて、残りの20年弱の研究をやりたいと思っていますので。楽しみにしています。

DSCN2254.JPG

ページの一番上へ

【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH「課題探究」(課題研究)開講式「SSH課題研究を始めるに当たって」(4/25)

2014年4月25日 (金)

 仙台も朝晩はまだ少し冷えますが、日中は20oC近くになり、初夏の感じです。ソメイヨシノはほぼ散ってしまい、もう少ししたら、ツツジのつぼみが見えてくる頃かなと。もちろん、もう少しかかりそうですが。SSHの課題研究についての講義は、今月、石川県立小松高等学校宮城県古川黎明高等学校に続いて、福島県立福島高等学校が3校目。福島高等学校のSSHでは、運営指導委員会の委員長も仰せつかっているので、今回の講義がよりよいものになればと。。。

 開講式では、教頭先生の方から、課題研究を行うためには何を大事に考えないといけないのか、考えること、発表すること、文章にすることなど。。。こちらが言わんとすることをいって頂き、。。渡辺がこれ以上講義が必要なのかと思いましたが、領域融合であったり、どの様に課題研究のテーマを考えるのか、高校生らしい研究テーマは何かと言うことなど。。。参加者が1年生から3年生まで幅広くいたので、それぞれの学年で、なるほどと思ったところがあったのではないでしょうか。もちろん、1年生の多くは、課題研究のイメージが少しでもつかんで頂ければ、これから何をしようかなど、考えることができたのでは。。。

DSCN2230.JPG そうした課題研究を行う上で、高校時代にそれぞれの教科・科目で何をどの様に考えるべきと言うか、今の渡辺が自分の高校時代を振り返って。。。また、大学時代に何を学び、それを今の研究、生活にどの様にいかしているのか。そうした「キャリア教育」のほんの一部かもしれないですが、お話しすることができたかと。。。何より、考えることが大事だと思います。そうした習慣をこの高校生時代につけてもらえればと。。。

DSCN2233.JPG 質問では、どのタイミングで、発表をするのか。これは結構難しい問題というか。。。渡辺の経験談として、これでdataがまとまって新しい話ができると言うことを、日向先生に説明にいき、それなら、いいんでないか。と言われて、発表していたと。なので、ぜひ、指導してくれている先生方を納得させるだけのdataと結論をまとめて、discussionをして発表してほしいと。。。

DSCN2237.JPG 最後になりましたが、今回の講義の企画などをいただきました、橋爪先生、原先生をはじめとする関係の多くの先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


 わたなべしるす

 PS. 講義のあと、他案件があったので、講義の前に、先生方に時間をとって頂き、今後の展開、発展について、議論する時間ができました。コアSSHのイベント、実際の課題研究を行う上での問題点、サポートできる点など、deepな議論ができました。ありがとうございました。その中には、6-7月にかけて、「キャリア教育」の講義をしっかりとと言うことを頂きました。ありがとうございました。自分の将来を考えることは大事ですので。よい方向にプログラムを調整できればと思います。よろしくお願いします。

 PS.のPS. 今年度から福島高等学校に赴任された先生に渡辺と同じ「愛媛県立今治西高等学校」の卒業生の方がいらっしゃると。お目にかかって、話をしたところ、渡辺より4級下の方で、驚くことに、桜井小学校桜井中学校と同じ。そういえば、先生と同じ名字の宮武さんという方が渡辺の同期にも小中学校で一緒でした。もしかしたら、幼稚園も一緒だったかも。。。世の中狭くて、短い時間でしたが、今治の桜井地区のローカルな話であったり、お世話になった先生のお名前も出てきて。。。びっくりでした。何より感動したのは、国語の先生なのですが、今日の渡辺の講義も聴きに来て頂きました。ありがとうございました。文章を書くと言うことで、SSHを通じて何かコラボできればと思います。よろしくお願いします。帰り際に「講義の中に、今治のゆるキャラ、バリィさんがあったのを説明しなかった」ということをいわれて。。。失敗と。。。ここで説明しておきます。「バリィさん」は今治市のゆるキャラで、今治で有名な、焼き鳥、来島海峡にかかる三連の吊り橋、今治タオル、造船をイメージし、体がひよこ。トサカの部分が吊り橋をイメージ。今治タオルで腹巻き。タンカーの形をしたがま口。と言うものです。渡辺のHPの写真でも見ることができます。福島高等学校の生徒の皆さん、是非、一度、ご覧下さい。先生との話題にもなると思いますので。

 PS.のPS.のPS. 何かの質問だったかをしたときに、今の高校生は週刊のマンガを読まないと。。。。。結構、かなり意外でした。大学生になっても読み続けていた渡辺には。。。何かの記事で見た「大学生の読書離れ、スマホの影響」というのでしょうか。これが高校生にも。。としたら。。。活字を読むことは大事だと。もちろん、ちゃんとした本を読んでいればよい訳ですが。。。その当たり、少し気になったことでした。他の高校などでも少し調べたほうがと。。。

DSCN2242.JPG


ページの一番上へ

【出前講義】仙台市立七北田小学校での年間出前講義打合せ(4/24)

2014年4月24日 (木)

 午前中は福島県立磐城高等学校の1年生が研究室訪問。案内などを手伝ってくれたM1の岩本君、後藤君、ご苦労様でした。岩本君が少し書いてくれています。渡辺もまた、時間を見つけて。。。ここ数日でしょうか。仙台もすっかり暖かくなって。。。何とか、朝の早起きと思いつつ。そのぶん、昼に眠たくて。。。去年は、学校行事が始まる前に、年間通じての出前講義を行っている七北田小学校、木町通小学校との出前講義打合せでしたが、その時期、諸般の事情で、四国・愛媛にいたので。。。この時期までずれ込みました。。。

DSCN2224.JPG 七北田小学校は、今年で何年目になるのか、。。5年以上になり、講義内容もしっかりと固定されてきました。プログラム名もNSP(Nanakita Science Project)で、今年も理科専科の椎名先生にお世話になります。30minほどで、10コマの出前講義日程調整も終了。10コマのうち、渡辺が担当するのは7コマ、それ以外に工学部の安藤先生、生命科学研究科の日出間先生、山形大の宮沢先生が1コマずつです。植物の色々な話しから、電気の話し。夏休みになったところ、保護者向けにキャリア教育を行いますが、それはまた、後ほど。。。いずれ、今年も楽しい児童の皆さんと講義ができそうです。日程調整の後は、今年から新しく来られた守屋校長先生も交えて、出前講義のいきさつ、このように発展してきた理由、去年は七北田小学校の卒業生が中学生になって、研究室訪問などでお会いできたと。。。継続は力とか言いますが、続けていると、こんなことも起きるのだなと。。。ありがたい限りです。今年度もよろしくお願いします。


 わたなべしるす

 PS. 七北田小学校に伺った時、職員室にたどり着くまで、会議が終わって、帰るときに、「教授!!!、博士!!!」と声をかけてくれて、もちろん、学年もみんなちがって。。。うれしい限りです。「今年は何の講義なの??」と、楽しみにしていてくれるようです。去年以上に盛り上がるNSPにしますので。

 PS.のPS. 前にもHPに書いたのですが、ソチ五輪の金メダリスト羽生選手の母校。垂れ幕の写真をしっかり撮ってきました。やっぱり、感動です。もうちょっと速くNSPが始まっていたら。。。というような「if」をつけるのはよくないですが。。。ふと。。。

DSCN2226.JPG

ページの一番上へ

【出前講義】宮城県古川黎明高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」(4/22)

2014年4月22日 (火)

 先週の金曜日から「国際植物の日」に連動した出前講義。今日はその第2弾として、宮城県古川黎明高等学校。今週はあと、福島県立磐城高等学校、福島県立福島高等学校。古川黎明高校は一昨年から3年連続。校長先生の最初の挨拶にあったのですが、古川黎明高校ができたのが、渡辺が仙台に戻ってきた年、2005年4月。と同じような歴史になっていると。。。不思議なご縁を感じました。また、昨年まで伺っていたのは、旧校舎、つまり、古川女子高時代のもの。今回伺った新しい校舎のあった場所は、ササニシキひとめぼれを育成した古川農試の跡地。新しくなった建物を見ながら、ここには何があったのだろうと、考えたり、道路をはさんで、あった水田の場所は宅地になっていたり。。。助手の時代に学生実験で来ていた頃のことを考えると、何か不思議な感覚でした。

DSCN2183.JPG
DSCN2184.JPG さて、3年連続で、1年生向けに、SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」。最初に校長先生が渡辺ことを過分にご紹介頂き、恐縮でした。愛媛・今治の出身と言うことから、現在に至るまで。。。で、講義の最初にこの講義室があった場所に何があったのか、また、その古川農試でどの様な品種が育成されたのか。ササニシキ、ひとめぼれのどちらが好きかということ。そんなことから話を始めました。ササニシキの作付けがずいぶん少なくなり、ひとめぼれの方がmajorになったからでしょうか。ひとめぼれの方がおいしいという生徒さんの方がおいしいというのには、少しがっかりというか。。。この大崎平野で作られる「ササニシキ」は、すし米にしても最高だと思うくらいおいしいと思っています。是非、改めて、食べてみて下さい。そんな導入部分に続いて、SSHとは何か、課題研究ではどの様なことに気をつけないといけないのかと言うことについて。ちょうど、1週間ほど前に石川県立小松高等学校の理数科の生徒さんたちに話したような内容を。課題研究を自由研究のように位置づけるのか、そうでないのかと言うことについてはいろいろと議論の余地はあると思いますが、高大連携とか言われる時代。また、課題研究をまとめたもののformatは、いわゆる、大学で行う、卒論、修論などと同じformat。であれば、ぜひ、大学、大学院につながるような考え方、やり方を学んでほしいと。ちゃんとノートをつけるとか、繰り返し実験をして、統計処理をするとか。実際に高校に入ったばかりで、余り実感がわかないかもしれないですが、やり始めたときに、また、思い出して頂ければと。。。

DSCN2190.JPG 昨年までは、この課題研究の話だけだったのですが、これだけでは、なぜ、こうしたことをするのか、高校で学習する教科とどの様なところで結びつくのか、また、大学、大学院に進んだときに、どの様に活かされるのかと言うことなど、キャリア教育的だったかもしれないですが、そんなお話も。人生は長いです。いろいろなところでつまずいたり、転んだり、失敗したり。でも、それを糧として、次に進んでほしいと。講義の最後には、質問コーナー。たくさんの質問を頂きました。渡辺と同じように植物というか、品種改良の重要さがわかってくれていた生徒さんからの質問は感動でした。ぜひ、オープンキャンパスの時に、片平の渡辺の研究室にいらしてください。こうした生徒さんとお会いできたのも、この講義室がある場所が、古川農試があった場所だからでしょうか。なんかそんな気持ちにさせられた時間でした。楽しみにしていますので。質問のあとには、代表の生徒さんから、講義の感想というか、コメント。こちらが伝えたい内容をとてもしっかりととらえていて、課題研究だけでなく、普段の学習、生活でも十分いかしていけるのではと思いました。また、どこかでお会いできるのを楽しみにしております。もちろん、はずかしくて質問できなかった方。mailでの質問もwelcomeですので。

DSCN2200.JPG 講義のあとには、庄子校長先生とSSH活動、評価の問題、高校で行うこと、ひととしてなど、昨今の教育事情について、ずいぶんと時間を頂き、deepな議論ができました。これからの日本を作る人材をいかに教育するのか、また、その教育に関わるノウハウをどの様に共有するのか、高校も大学も同じ問題を抱えているのだと実感できたこと、逆に言えば、高校大学相互で連携して、そうした問題解決に当たることが、よりよい人材育成には欠かせないのではないかと思いました。ありがとうございました。

 最後になりましたが、今回の講義などの設定をいただきました、菅原先生、佐藤先生をはじめとする関係の先生方、ありがとうございました。今年度の課題研究がよりスムーズになるのを楽しみにしております。また、何かあれば、ご相談頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

 PS. 仙台と古川の直線距離は40-50kmだと思うのですが、桜前線とはちゃんと季節を知っていて、古川黎明高校の隣に昔からある野球場の所のサクラはまだ花盛り。研究室にある片平キャンパスのサクラは桜吹雪のように散っていて。。。たった40kmくらいかもしれないですが、北上しただけでこんなにも違うのだと。。。植物の温度センサーというか、そうしたものに感動でした。

DSCN2206.JPG


ページの一番上へ

diary Top« 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34

ARCHIVE