東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【学会発表】BMB2010 フォーラム「プロに学べ! 魅せるサイエンスイラスト!--How to prepare attractive and faithful scientific illustrations ?--」で、「ポンチ絵、Figureの重要性を軽く考えていませんか????

2010年12月 9日 (木)

 12/5の記事でもお知らせしましたが、筑波大・小林先生、三輪先生がオーガナイザーをされる、分子生物学会と生化学会の合同のBMB2010で、「プロに学べ! 魅せるサイエンスイラスト!--How to prepare attractive and faithful scientific illustrations ?--」と題したフォーラムが行われ、「ポンチ絵、Figureの重要性を軽く考えていませんか?????---デザイナーさんが作ったポンチ絵は何かが違う!!!!!---」という講演を行いました。昨年の生化学会と同じ会場でしたので、あまり多くの方々もいらっしゃらないだろうと思っていたら、開演前には、ほぼ、満席で立ち見も出るくらいで、オーガナイザーの先生方の予想を超える、盛況で発表する側も、緊張しました。300名を超えたようです。聴衆は。。。

DSCN5243.JPG 筑波大の先生からは、サイエンスイラスト作成のルールについて、細かく、お話し頂き、1mm単位できちんとあわせることの大切さを。日経サイエンス誌の八十島先生からは、受け手をどのように想定するかということの大切さを。NPG ネイチャーアジア・パシフィックのWilson先生からは、投稿するときのfile形式の大切さを。

 では、渡辺はというと、昨年同様に、渡辺が作ってもらう前と、デザイナーさんにつくってもらったあとでこんなに変わる。ので、今までの人生を振り返って、パートナーを探してほしいと。それから、そうしてできたポンチ絵を使って、多くの論文を使ってほしいと。できれば、植物科学関係者のみなさま、ぜひ、PCP (Plant Cell Physiol.)へ投稿お願いします。editorをつとめておりますので。

 こんなフォーラムをサポートしているのが、「日本サイエンスビジュアリゼーション研究会」であり、今回得られなかった資料などはそのHPに掲載されるそうです。ぜひ、参考にしてください。

 また、そのHPには、田中先生から、リクエストされたアンケートもあります。ぜひ、ご協力をお願いします。

DSCN5242.JPG ということで、あっという間に2hrほどのフォーラムが終了し、そのあとのオーガナイザーの先生方、講師の先生方で、懇親会で、様々な話が盛り上がり、次につながりそうでした。また、声をかけて頂ければ、幸いです。

 最後になりましたが、オーガナイザーの筑波大・小林先生、三輪先生に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす


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【学会発表】BMB2010ワークショップ「動植物に共通するアロ認証中核原理を探る」で、「アブラナ科植物の自家不和合性における花粉・雌ずい認識分子メカニズム」を招待講演(12/7)

2010年12月 7日 (火)

 前日は大阪で出前講義でしたが、12/7の午前は神戸で開催されているBMB2010のワークショップでの招待講演でした。動物、植物を問わず、生殖は重要な形質です。動物では異個体間での受精になります。基本は。植物の場合、雄ずい、雌ずいが1つの花の中にある、両性花というのが一般的です。ただ、両性花であるとき、自己花粉で子孫を作ると、自殖弱勢が現れることから、これを回避するために、植物は雌雄異熟、自家不和合性等のシステムで、この自殖を回避しています。

 では、もっとdeepに、「生殖」という場面を見たときには、共通するfactorがあるのではないかということで、今回のワークショップに招待頂きました。前半は、動物(ホヤ、マウス、寄生虫)での生殖に係わる因子の話があり、後半では、植物(アブラナ、イネ科植物、トレニア)での、自家不和合性、受精の演題でした。渡辺の方は、これまでのアブラナ科植物の自家不和合性の概略と今年のトピックである「自家不和合性シロイヌナズナ」、「優劣性を制御するsmall RNA」を話せて頂きました。

DSCN5238.JPG 相互認識に係わる物質の立体構造がわかったり、その構造を認識するモノクローナル抗体、ライブイメージング技術の利用などがあり、われわれの研究にも、これから以降、参考にすべき方向性も見せて頂けたのは、よかったと思います。

 最後になりましたが、招待頂きました、オーガナイザーの先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

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秋田育種学会とお土産

2010年9月30日 (木)

秋田育種学会に参加してきました。

初の口頭発表で緊張しまくりでした。

学会会場となった県立大学にはババヘラおばちゃんと懇親会にはなまはげがおりました。

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みなさんババヘラアイスご存じですか?きれいですよね。

幹線道路沿いにおばあちゃんがいて、アイス売ってるのです。

会いたい人は秋田の7号線走ってみてください。結構います。

それで、写真のようにバラの形に器用にアイスをもってくれるひとを探してみてください。

上手にバラの形にもれるおばあちゃんは稀のようです。

今回は学会会場に特別に誘致されたらしいです。

ラッキーです。

なまはげは中身の人が結構ちゃらいお兄さんでした。

なまはげの感想は以上です。

 

そのころ渡辺先生は愛媛に出前講義に出ておられました。

お帰りになった際に頂いたお土産がこれです。

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青汁を頂きました。

かわいいミニ牛乳瓶に入っていましたが、中身とはすごいギャップで。

粉末状の青汁は以前に飲んだことがありましたが、そんなもの足元にも及ばないパンチ力をもっていました。

言葉では表せません。ただ数秒ほおっておくとすぐにケールが沈殿してしまうほどの濃さです。

スプーンですくって食べてました。

これは本物です。本物の青汁を飲ませていただきました。

これを飲み続けたら長生きできるだろうなとかんじました。

 

研究室の一こま。

日常的平和ブログ1談

以上で終わります。

 

逢坂

 

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【学会関連】日本遺伝学会第82回大会(札幌)(9/21)

2010年9月21日 (火)

 9/19-21に、日本遺伝学会第82回大会が、札幌、北海道大学で開催されました。こちらは、以前にご案内の通り、ワークショップを主催しました。さすがに北海道。秋の気配が感じられました。

DSCN4631.JPG ワークショップにも動植物を問わず、様々な分野の方にご参加頂き、時間を超過するような多くの質疑も活発でした。ワークショップのプレゼンを引き受けて頂いた先生方、質疑を頂いた会場のみなさま。ありがとうございました。

 また、この研究が発展した頃に、どこかの学会で続きのようなワークショップを開催できればと思っております。最後になりましたが、一緒に主催頂き、メンバー集めなどにご配慮頂いた、奈良先端大の木下先生、ありがとうございました。

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 わたなべしるす


 PS. 渡辺ももちろん、発表しましたが、それなりに好評のようでした。。


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IXX ICSPR

2010年8月 9日 (月)

お疲れ様です。
不定期にお送りしております、大坂正明のDiaryです。
イギリスで開催されておりました、21st ICSPRに参加してきました。

仙台でお過ごしのみなさんお元気でしょうか?
イギリスは涼しく、過ごしやすいです。

昼は20℃、夜は14℃といった日が続き、日が当らない時はまだ半袖では肌寒いです。

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ブリストル大学ビクトリア講堂

 

ICSPR(International Congress Sexual Plant Repuroduction)は全日程を無事終了いたしました。
現在はJhon Innes CentreがありますNorwichに滞在しております。
ICSPRは植物の生殖に絞られた学会だけあり、興味深いsessionの連続で
大変有意義な日々を送ることができました。
Prof DickinsonやProf David Twellといった大物から若手研究者のsessionまであり、
とても素晴らしい学会だと感じました。
またポスター発表では、海外の研究者とも交流を深めることができました。

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John Innes Centre

 

Norwichでは、John Innes研究所といった世界中の中でも最先端の研究所を見学することができ、
大変光栄に思います。
また、Norwichの街並はとてもきれいで、一瞬で好きになりました。

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Norwichにて すどーと大将

 

明日はケンブリッジまで遠征し、ワトソン・クリックのダブルストランド発祥の地を見学してきたいと
思います。

多くを学び、吸収し一回り大きくなって無事帰国したいと思います。
English BreakfastとFish&Chipsはボリュームもあり、とてもおいしいです。
また一回り大きくなって帰ることになりそうです。

Acknowledge
他にも書き記せない程多くの経験を致しました。
今回の学会に参加許可をいただきましたなべさんには感謝致します。
ありがとうございました。
また、(まだ旅の途中ですが)ご同行いただいたすわべさん、John Innes研究所を案内していただいた
シルビー様にも大変お世話になりました。
ありがとうございました。

大坂 正明

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