東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【出前講義】加賀市立橋立中学校・特別講義「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」(1/27, 追記あり)

2014年1月27日 (月)

 昨日からは始まった北陸遠征。昨日は小松高校での公開講座で小学生の皆さんに、キャベツ、ブロッコリーを分解して、観察してもらいました。ぜひ、これからも続けてほしいと。。。思ったよりも雪がないとかというように書くと、また、雪がたくさん降っては困るのですが。。。冬の北陸という感じがないですが。。。ただ、伺ったところでは、降っては解けと言うのを繰り返しているようです。そういえば、昨日の昼まではずいぶんと暖かい空気だったのが、寒気が入ったおかげか夜にはみぞれ交じりから、雪にという感じでした。朝には屋根に少し雪がありましたが、橋立中につく頃には道路には行きもなく、白山がきれいに見えました。写真を撮れなかったのは、残念でしたが。。。いずれ、雪で交通機関に支障がないように、この北陸遠征が終わることを祈りつつ。。。

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DSCN1428.JPG 2日目の午前は、小松市の隣の橋立中学校11月にも講義で伺いました。その時は、2年生。その時と同じ講義内容なのですが、1年生と言うことで。。。いつもは活発な学年だということのようなのですが、時間が、50minしかなかったこともあり。。「花の不思議」ということで。花の形態、分類から講義を始めて。。。リンゴが花から果実になるまでにある不思議を。雌しべの先端で花粉が伸びるときに、吸水すること、花粉管が伸びて。もちろん、自家不和合性の話しも。時間の関係で、王林の花粉をふじに交配したら、変なリンゴができるのかも。。と言うことを考えてほしかったのですが。。。質問の時間にも出てきませんでしたが。。。後ろの方で、疑問に思っている生徒さんもいたとか。ぜひ、そうしたときは、質問をしましょう。そして、学校の周りの自然環境を観察しましょうと。。ということで、あっという間の50minでした。

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DSCN1437.JPG 最後になりましたが、明翫先生には、リンゴの準備から講義までお世話になりました。ありがとうございました。来年度以降もお世話になります。よろしくお願いします。


 わたなべ拝

 PS. お昼は有名な食堂で。。。そのあとmailを見て、また、日程管理がキチンとされてないことに気がつき。。。申し訳ありません。。。

DSCN1441.JPG PS.のPS. 今日も玄関には新しいversionのwelcome boardが。。話を伺ったら、作製は生物部の1年生にきちんと技術継承されていると。。。ほっとしました。受験生、がんばれ!!!

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 PS.のPS.のPS(追記, 22:00). 夜になって気がついたのですが、この講義の前に、寺岸先生のダイコンの畑も見学しましたし、ハマダイコンがある海岸も。どこにでもあるのだなと言うこと と。こんなに寒いのに、日長の関係でしょうか。 ロセット葉がおわって、葉っぱが立ち上がり、花が咲きそうになりつつある個体も。春はもうすぐなのだと。。。

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【出前講義】石川県立小松高等学校開放講座「キャベツやブロッコリーを解剖しよう」小学生向けせいぶつ観察教室(1/26)

2014年1月26日 (日)

 2日前に七北田小学校のクラブ活動で「花を解剖して、花の構造を理解しよう!!」という活動を行った。何より、分解してみるという機会が最近少なく感じているからという背景もある。むかしであれば、学校の帰り道に、花をつんで、歩いたあとがわかるように点々と花びらとか、いろいろな部分が足跡のように。。。もちろん、花だけでなく、葉っぱであったり、いろいろなものを分解して、解剖した記憶があります。

DSCN1349.JPG 今年度、小松高校に伺うのは、4, 5, 11月に続いての4回目。今年度の小松高校開放講座では、交雑実験花の解剖を行ってきました。この時期に花を用意することはもちろんできるのですが、この時期ならでという点では、大きく成長した、キャベツ、ブロッコリーを解剖できるという点。キャベツであれば、まきがゆるくなくて、とてもしまった状態。ブロッコリーもかなりの数の蕾。そこで、一体全体、キャベツであれば、何枚の葉っぱから構成されているのか、また、その葉っぱが出る一にパターンがないのか、ということを。ブロッコリーのつぼみの数を数えるというのは、さすがに。。。。たぶん、数万になるので。。。食べるサイズのところで茎を切ってもらい、その茎が出ているパターンを見ながら、小さな花の集まりのところの数を数える。もし、全部数えることができなければ、その数えた部分から、全体のつぼみの数を想像すると言うことで。

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DSCN1380.JPG 参加してくれたのは、火曜日に講義をする、芦城小学校、などから保護者の方を含めて、18名が参加。昨年の2回の講義も出てくれている方、前回がおもしろかったからなど、いずれ、リピーターというのは、ありがたいことです。もちろん、これだけの人数を渡辺だけでcoverスルのは難しいので、小松高校の生物部の方が前回同様にサポートしてくれました。講義の前にあらかじめ、分解をやってもらいました。

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DSCN1361.JPG いざ、実験を開始すると、キャベツの葉っぱを分解してみる方が、時間的なこと大きさなどを考えると、やりやすいのかな。。。もちろん、ブロッコリーも、1つずつ数えて、500個くらいまで数えた小学生も。。感動でした。また、葉っぱがどの様な順番で出ているか、つまり、葉序がどうなっているかを調べてみている小学生も。ブロッコリーの小さなユニットの枝を葉序として考えることをしていた方も。とてもすばらしかったです。

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DSCN1385.JPG また、あらかじめ、アブラナ科の野菜を寺岸先生が用意して頂き、解剖の時間が余った方は、観察したり。あるいは、顕微鏡で細胞、雌しべの先端を観察したり。とても熱心な1.5hrでした。

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DSCN1399.JPG 最後は、簡単な解説と修了証を手渡して。そのあと、みんなで集合写真を撮り、世界に向かって情報発信。今回の公開講座を企画頂きました、小松高校・寺岸先生、生物部の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、次年度もこうした活動ができればと思います。よろしくお願いいたします。

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DSCN1407.JPG わたなべしるす

 PS. 今回も、玄関のところにwelcome boardが。。。受験生なのに。。でしょうか。ありがとうございます。

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【出前講義】仙台市立七北田小学校・NSP科学クラブ「花を解剖して、花の構造を理解しよう!!」(1/24)

2014年1月24日 (金)

 七北田小学校では、3日前に「環境と植物から考える」という講義を6年生に。その感想文も、今日のクラブの時間に椎名先生から頂きました。環境について感じたこと、将来の夢なども書かれていました。また、来週以降に拝見して、手紙を返したいと思いますので。少しお待ち下さい。明日から、北陸遠征も始まりますので。さて、いつもの年の科学クラブは、11月に行っているのですが、他の出前講義とdouble bookingしてしまっていたりして、この時期にずれ込んでしまいました。もう少しきちんと管理ができてないといけないと反省しつつ。。ただ、一方で、この時期に花を解剖して、分解するという実験をするには、11月にはないようなというか、少し高くて手に入らないような春の花もあって、それはそれでよいのではないかと。で、今年の花は、キク、バラ、キンギョソウ、ストック、カーネーション、スイトピー、と春らしい花を多く解剖することができました。

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DSCN1325.JPG クラブの時間が始まる前に、今年度のクラブ活動が最後だったようで、今年の活動の反省というか、おもしろかったことを「5行以上書く」ということができた人から、花を分解はじめ!!ということで、しっかり5行書いている子供さんから、3行しか書いてなくて、やり直し。文章を書くことは大事ですから。そんな開始だったこと、また、NSPで唯一、実験をすると言うこともあって。こちらもついつい、学生さんたちと実験をしている気分に。6年生でクラスでの活動で遅れてきた3人には、「ちゃんと理由を言って!!」と。いつものNSPの講義では、そんなことないのですが、実験と言うだけで、こちらも気合いが入っていました。子どもたちは、いつも「教授」でないので、少しびっくりだったようです。

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DSCN1333.JPG で、今年は、観察をすると言うよりも、どちらかというと、たくさんの花を分解して、並べてみたいというクラブ活動の子どもたちが多かったようです。だいたい、1人で3~4花を分解したのでは。最後には、分解するものが足りなくなって、葉っぱ、茎など、ありとあらゆるものを分解していたのは感動でした。

DSCN1341.JPG また、今年の子どもたちの半分以上でしょうか。終わって紙の上に並べたものをきちんと重ねて、おうちに持って帰るという。。。それも感動でした。夏に中学生向けにやった時のように、標本にできるような形でもないのに、きちんと持って帰って。。ぜひ、それをおうちで話をしてみて下さい。親の世代には、きっと、学校の帰り道に花をとっては、分解して帰った世代だと思いますので。。。分解する、解剖するというのは、科学をするための基本。形がどうなっているか、花びらが何枚あるかなど、いわゆる、形態を調べることに始まります。なので、どんなに遺伝子で何かを調べることができるようになっても、ここでやったことを思い出して下さい。分解して初めて、ものを組み立てることの大切さ、大変さなどもわかるようになりますので。最後は、例年通り、みんなで集合写真。とてもよくまとまっているクラブ活動でした。

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DSCN1346.JPG 科学クラブの椎名先生を初めとする関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。NSPも今年度の仕事納め。3月に次年度の打合せができればと思います。よろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. クラブ活動が終わって、4年生だったと思います。「今日は色々教えてくれてありがとうございました」という丁寧な挨拶をもらったり、「また、来年もNSPで教えて下さい」ということを行ってもらい、感動でした。5年生がたくさん、NSPで講義をします。イネ、キャベツ、リンゴなどを題材にして。こちらも楽しみにしていますので。というか、本当にしっかりしていて、感動しました!!!!

 PS.のPS. クラブ活動の後、校長室で前回同様に、今日の花の分解をやるいきさつとか、最近の大学・大学院事情に始まり、渡辺の子供時代の遊びの中での上下関係とか、その場の空気を読むとか、様々な教育的な問題について、校長先生、椎名先生、あと、普段、裏方をして頂いている、事務の方、様々な補助の方などを交えて、1hrあまりでしょうか。お話しできました。渡辺も裏方を色々なところでやったことがあるので、その大事さは、よくわかっているつもりですが、こうしてお話しをできる機会を頂けたのも、何かのご縁かと。。。とてもありがたかったです。

 話しでは、渡辺が小学校の頃から、理科専科の先生が今治市にはあったとか、そのおかげで今があるとか。なので、「ふるさと出前授業」なるものを、最近は今治で行っているとか。。。古き良き時代と言われるかもしれないですが、昭和の40-50年代、もちろん、それよりも前も、その少し後もそうですが、日本の良さがあったと思います。その良さをもう一度、思い出して、よい部分はよい分として評価して、今に取り入れることができれば、多方面で問題となっていることが解決できるのではないかと。。。もちろん、グローバルと言うことも大事ですが。。。そんな時期に来ていることを改めて感じさせてもらった1hrでした。ありがとうございました。


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片平の遺跡-2(1/23, 追記あり)

2014年1月23日 (木)

 昨日から、生命科学研究科内の旧遺伝生態研究センターであった分野の博士論文の発表練習が行われている。渡辺は申し訳ないのだが、あれこれあって、うちの学生さんの分、自分が審査する分については、聞いてない。うちの学生さんには、博士ともなれば、自分で自分の発表をdefenseできないようではいけない、というか、できないといけないということで。。。自己責任というか。それが、「博士号」を持つという自覚の基に。。。実際、発表会に行っても、指導教員がコメントすることができなくないが、あまり格好のよいものではないと思っているのもあって。学会発表などでも、渡辺の指導教官の日向教授は、よっぽどのことがない限り、学生の発表をサポートしたり、コメントすることがなかった。そんなのを見ているからだろう。最後は、自分ががんばると。。。

片平市民センター2.JPG 前回は、「本多光太郎」先生の胸像の写真でした。で、今回は、その旧遺伝生態研究センターというのは、もとは、1940年にできた附属農学研究所。何かの書物で読んだか何かであるが、最初は農学部を設置しようとしたらしい。設置目的は、東北の冷害対策、三陸の水産資源開発、などがあったような。。。しかし、時局が戦時体制という時。。。ただ、一方で、農学部を設置したことによって、当時の帝國大学の周辺の農業環境というか、生産性というか、ずいぶんよくなったとか。そんなこともあって。(この1940年時点で、農学部があった帝國大学は、東京、京都、九州、北海道、台北であった。)。。その折衷案として、附属研究所で、部門数もずいぶん削減されての設置だったようだ。ただ、時代背景を考えれば、それでもそれなりの措置だったのかもしれない。で、その農学研究所の設置場所は、今の渡辺がいる建物ではなくて、これは、昭和40年代にここに引っ越してきたとか。。。では、その前は、どこにあったのか。。。今の「片平市民センター」の場所、片平地区から見たら、飛び地になるわけであるが。。。そこにあったらしい。渡辺より20級くらい上の先輩方は、その古い場所と、今の場所の両方を経験したとか、。。

片平市民センター.JPG 片平市民センターをあちこち探したが、その場所に農学研究所があったという遺跡は残っていなかった。。。今では、色々な催し物、体育館もあるとか。せっかくなので、卓球、バドミントンでもと思うが。。。なかなか。。農学部の時には、講堂に卓球台とバドミントンコートがあったので、便利であったが。。。2005年に引っ越してきた当時には、テニスコートはあったが。。。いつの間に。。。なくなった。。

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片平公園 臥竜梅 説明書.JPG そんな昔の場所でしかないが、師匠である日向教授の前の前の教授である水島教授は、農学研究所で助教授をされていたとか。その前には、農事試験場で、育種をしている方なら、ご存じの「U's triangle」を作り上げた、禹長春博士のもとで、仕事をされていたらしい。そんな歴史があることを考えながら、昼からも仕事をすることにしよう。


 わたなべしるす

 PS. 片平市民センターの入り口から、長い孟宗竹の並木というのだろうか。これにも由来が。。。最近、田舎に行くと竹林が管理されていないのを見かける。確か、1平米に1-2本くらい出ないと、健全な竹林で、よいタケノコも生えないとか。そんなこともふと気になった。何でもそのままというのがよいのではなくて、必要に応じて、手を入れること、それも大事なのだと。。。

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片平市民センター 孟宗竹 説明.JPG
 PS. のPS. 出前講義の関係で、高校の先生から連絡を頂いた。その中に、「平成25年度 文部科学大臣優秀教職員表彰式の開催について」というか、あちこちでお世話になっている先生が、表彰されると言うことを伺った。こちらが知り得た限りでは、宮城、福島、石川、和歌山県の高校の先生方の中に、お世話になっている先生のお名前を拝見した。普段のご苦労がこうした形で評価されるというのを見るのは、うれしい限りであった。。。連絡頂いた先生に感謝すると共に、表彰される先生には、おめでとうございます。と、これからもよろしくお願いします。ということで。。


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【出前講義】仙台市立七北田小学校 NSP 6年生「環境と植物から考える」(1/21)

2014年1月22日 (水)

 2014年最初の出前講義は、七北田小学校のNSPから。本来は、1/16(木)に予定していたのですが、昨年末にサンジエゴでの招待講演を依頼されて、その関係で、1/21(火)に急遽予定変更をお願いして。。。ありがとうございました。というか、いつもご迷惑をおかけします。今年の仙台は年明けから雪も少なく、ほっとしていますが、油断をすると、去年のように雪がたくさん降るので。。。油断のないようにと。。。また、きのうは、いつもより暖かく、最高気温は、8oCくらいあったとか。さすがに半袖で遊んでいることもたちは見かけなかったですが、講義でもとても元気でした。この学年は4年生で「ヘチマの仲間」、5年生で「キャベツとブロッコリー」、「花の不思議」、「イネの多様性」を講義してきて、今回の6年生での「植物と環境」が最後のNSPとなりました。21世紀後半にかけて、この日本を支える人材となるであろう、今の世代には、「環境」というのは、自然だけでなく、社会科学的に考えても「環境」という言葉は使い、とても広い問題と言うことを最初に話をして。。。

DSCN1284.JPG そのあとは、恒例の「地球シミュレーター」での予測によるこれからの気温上昇。このまま暑さが続くと、もしかしたら、校長先生くらいの年齢に子どもたちがなった時に、仙台では雪が降らない、暖かい、あるいは、沖縄のようにパイナップルが栽培できるかもしれないと。そんなことが起きてもよいですか??例年であれば、今の環境を維持することが大事と答えてくれるのですが。。。今年の子どもたちは、「ハワイみたい、年中泳げる。。」というようなpositiveというか、なんというか、答えに困りました。いずれ、そんなのでは、困ることは理解してもらったのですが。その暑くなる原因は、CO2というか、二酸化炭素。地球温暖化ということはしっかり理解していました。そのCO2を少しでも減らすためには、植物が光合成をすること。で、少し残念だったのは、光合成の実験を、理科の椎名先生が講義してくれているはずなのですが。。。覚えてない子どもたちも。。あれ???光合成でできたデンプンを染色したのを思い出してくださいね。

DSCN1293.JPG この植物がどれだけ身の回りで重要なのか、また、どんな研究をしているのか、どの様に応用すればよいのか等々。また、品種改良をするためにはとても大変な苦労があり、それを栽培するお百姓さんがいて、それを食べているわけで。。。そのありがたさというか、そんなこともわかってもらえたのでは。最後は、とんかつ定食から、アブラナ科とイネ科の作物で利用しているものを除いたら、。。衝撃の結果に。。。さすがに、植物の大切さを、様々な面から理解して、これからの生活、中学、高校でもいかしてくれるのではないかと。。。

 最後は、恒例の各教室を回っての質問コーナー。いくつか、質問に答えることができなかった方もいたかもしれないですが。。。そんななかですごい質問は「地球が温暖化でなくて、寒冷化しているのでは。。」。太陽の活動から見たら、そういう話もあります。どうなるのか、これからの環境問題には、目が離せないという状況かと。。。あと、「小さなゲノムサイズのものは、逆に大きなゲノムサイズのものは??」という質問。講義で、イネの研究がムギ、トウモロコシの研究に役に立つというところで、遺伝子の話をしたので。。。ユリがゲノムが人よりも大きいことを話したら、「へーーーー」でした。もちろん、なぜという理由は、解明さえていないのですが。。。渡辺は、中学校に出前講義に行くことがほとんどないので、次に会うのは、高校生になってから。すぐだと思います。楽しみにしております。

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DSCN1308.JPG 最後になりましたが、理科の椎名先生、6年生の先生方、校長先生、教頭先生ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。次は、今年度最後、今度の金曜日の「科学クラブ」での実験。楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. 帰り際に、校長先生、椎名先生と1hrほど、身近なものの不思議というか、「昔はノロウイルスはなかったのか」等から始まり、科学的見地を踏まえて、これから生きていく上で何をどの様に考えればよいのか、また、昔の何がよかったのか等々。こちらも色々と考えることができました。ありがとうございました。秋には、科研費の申請などがあり、ゆっくりお話しもできずで、失礼しておりましたので。また、次年度もぜひ、継続をといううれしいofferもいただきました。ありがとうございました。よろしくお願いします。

DSCN1310.JPG PS.のPS. 帰り道はちょうど下校の時間。「博士、教授!!」といって、手を振ってくれた皆さん、ありがとう。とてもうれしいですね。感動でした。

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