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班員・東北大学渡辺正夫教授・野依科学奨励賞受賞

 班員の東北大学渡辺正夫教授平成25年度野依科学奨励賞受賞(受賞タイトル:双方向交流を通じた新たな出前講義の方向性の試みと実践~児童・生徒からの手紙への返事と電子媒体活用による出前講義~)を受賞しました。授賞式は、3/25(木)に国立科学博物館で執り行われます。

 野依科学奨励賞は、2001年ノーベル化学賞を受賞された野依良治博士の協力を得て、2002年度より、子どもたちの優れた学習・探究活動と子どもたちの科学する心を育てるために、優れた実践活動を行っている教員や科学教育指導者に対して、その功をたたえることを目的として創設されたものです。これまでのアウトリーチ活動が評価されたものであり、本領域の次世代育成にも貢献できたのではと思っております。

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DSCN6491.JPG この賞を励みとして、これからも研究教育活動と並行して、アウトリーチ活動を実践し、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。


 わたなべしるす

 PS. 渡辺の研究室のHPにも関連記事が出ております。合わせてご覧頂ければ、幸いです。


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研究成果がPlant Physiol.に掲載されました。

今回の成果は、東北大・東谷教授との共同研究で、計画班の松岡班との共同研究でもあります。東北地方は今でこそ、冷害という言葉が重くのしかかることはないですが、それでも沿岸部など、イネの作付けができないところもあります。そうした低温での花粉成熟を遺伝子組換えでなく助けることはできないかという画期的な手法です。植物ホルモン・ジベレリンと糖を複合投与することで、稔性が回復することを発見し、その原因を突き止めたものです。「生殖」と「低温適応」という環境との相関のモデルになるようにできればと思います。

Reduction of gibberellin by low temperature disrupts pollen development in rice.

Sakata, T., Oda, S., Tsunaga, Y., Kawagishi-Kobayashi, M., Aya, K., Saeki, K., Endo, T., Nagano, K., Kojima, M., Sakakibara, H., Watanabe, M., Matsuoka, M., and Higashitani, A.

Plant Physiol., in press, (2014)

http://www.plantphysiol.org/content/early/2014/02/25/pp.113.234401.full.pdf+html

論文は、open acessなpdfになっております。まだ、版組がされていないですが、最終的なvol., pageが決まりましたら、情報を更新します。

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わたなべしるす

PS. 渡辺の研究室HPに関連記事があります。あわせてご覧ください。


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 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が6月末まで、前回が9月末までをまとめました。今回は、10月から12月の第3四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、中学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。


 仙台市立木町通小学校・特別講義(1, 2)
 石川県立小松高等学校・特別講義, 研究室訪問, 課題研究発表会(1, 2, 3, 4, 5)
 仙台市立七北田小学校・NSP特別講義(1, 2)
 和歌山市立名草小学校・特別講義
 大阪府立天王寺高等学校・SSH天高アカデメイア
 和歌山県立日高高等学校・SSH-NSI特別講義
 平成25年度岩手県SSH指定校等課題研究中間発表会
 栃木県立宇都宮女子高等学校・SSH特別講義
 NHKラジオ第一・ゴジだっちゃ!「科学の楽しさを伝えて500回出前授業だっちゃ」
 加賀市立橋立中学校・特別講義
 小松市立芦城小学校・特別講義
 石川県立小松高等学校・SSH課題研究発表会・コメンテーター
 小松市立中海小学校・特別講義
 石川県立小松高等学校・小学生向け実験講座「花の解剖をしてみよう」
 宮城県宮城広瀬高等学校科学部・研究室訪問
 宮城県仙台第三高等学校SSH中間発表会・コメンテーター
 第2回みやぎサイエンスフェスタ・コメンテーター
 岩手県立盛岡第三高等学校・SSH特別講義
 兵庫県立豊岡高等学校・SSH特別講義
 鹿児島県立錦江湾高校・コアSSH研究発表会コメンテーター
 今治市立玉川中学校・特別講義
 今治市立鴨部小学校・特別講義
 今治市立九和小学校・特別講義
 愛媛県立西条高等学校・特別講義
 今治市立立花小学校・特別講義
 今治市立国分小学校・特別講義
 今治市立乃万小学校・特別講義
 今治市立波止浜小学校・特別講義
 今治市立桜井小学校・特別講義
 今治市立上朝小学校・特別講義
 今治市立下朝小学校・特別講義
 新居浜市立金子小学校・特別講義
 仙台市立南光台東小学校・特別講義
 ふくしまサイエンススクールコミュニティーサイエンスフェア
 循環型「科学者の卵養成講座」発展コース(1, 2, 3)

 今後も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。


 わたなべしるす

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Nature Communications Open Access Seminar in 東北大・開催

 11/13にお知らせしていた「Nature Communications Open Access Seminar in 東北大」を11/29(金)に開催しました。Speakerとしてお迎えしたのは、Nature CommunicationsのExective Editor, Dr. E. Gerstner氏。このHPを見て、学外から来られる方もいらっしゃるかと思いましたが、学内から60名弱というところでした。

DSC_3175.JPG セミナーでは最初に、世界におけるOpen Accessの動向。PLoS Journalなどの成功の他、様々なJournalでのOpen化ということで、サイエンスが一般により公開されるということがさらに促進するであろうと。そのあと、Nature, Nature Genet.のような冊子体のJournalとOnlineのみのNature Communications, Scientific Reportsとの違いなど。。。また、Natureなどに限らずかもしれないですが、Cover letterの書き方、審査が終わった後の改訂時の丁寧な対応というのは、とても大事だと。。。。納得でした。質疑を入れて、2.5hrでしたが、とても有益な時間でした。

 最後になりましたが、この機会を頂きました、Nature Publishing Groupの池田様、Nature Communications Executive Editor, Dr. Gerstner氏にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。ぜひ、Nature, Nature sistersに採択されるような研究、論文にしないといけないと。。。そんな気持ちにさせてくれたセミナーでした。

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 わたなべしるす

 PS. 関連記事を渡辺のHPにも記しております。合わせて、ご覧下さい。

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 鈴木班・東北大の渡辺でございます。このたび、nature publishing groupとご縁がありまして、東北大で「Nature Communications Open Access Seminar」を開催することになりました。昨今のOpen Accessの波が、様々なJournalにも波及していることから、そうした事情を含めて、どの様にしたら、acceptをつかむことができるかというようなこともお話し頂けることになりました。講師には、Nature Communications Exective Editor, Dr. E. Gerstnerをお迎えします。本領域も共催となっております。

1112SEMINAR1.jpg日時などですが、

日時:2013年11月29日(金) 16:00~18:30
場所:東北大学大学院生命科学研究科講義室(プロジェクト棟1F)
講師:Nature Communications Exective Editor, Dr. E. Gerstner
講演内容:世界におけるオープンアクセスジャーナルのトレンド、オープンアクセスジャーナルへの投稿について、カスタムセッション、質疑応答。カスタムセッションでは、あらかじめ、acceptをつかむために、どの様なことを考えればよいかと言うことを中心にお話しをお願いしてあります。
言語:英語

東北大でこの班に参画されている方はあまり多くありませんが、これを機会に東北大に出張される、あるいは、この時に東北大に出張に来られている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご参加頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

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