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 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が12月末まで、前回が3月末までという、昨年度でした。今回は、新年度の4月から6月の第1四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。

DSCN2854.JPG 宮城県仙台二華高等学校
 宮城県仙台第一高等学校(1, 2, 3, 4, 5, 6)
 石川県立小松高等学校(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9)
 小松市立中海小学校
 宮城県古川黎明高等学校
 福島県立磐城高等学校
 仙台市立七北田小学校・特別講義(1, 2, 3)
 福島県立福島高等学校(1, 2)
 宮城県宮城第一高等学校(1, 2)
 仙台市立木町通小学校(1, 2)
 加賀市立橋立中学校
 石川県立金沢泉丘高等学校(1, 2)
 宮城県仙台第三高等学校(1, 2)
 今治市立桜井小学校
 今治市立今治小学校
 今治市立今治小学校、日吉小学校、美須賀小学校、城東小学校
 今治市立富田小学校
 新居浜市立金子小学校
 愛媛県立今治南高等学校
 香川県立観音寺第一高等学校(1, 2, 3)
 今治市立立花小学校
 今治市立常盤小学校
 大阪府立天王寺高等学校


 今後も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。

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 わたなべしるす


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アウトリーチ活動に関する情報など(6/25)

 班会議では大変お世話になり、また、ご迷惑をおかけしました。高山先生、木下先生からのご依頼ということで気軽く引き受けたものの、実際に始める頃になると、プレッシャーでつぶされそうになりました。labの学生、スタッフは、ひやひやものだったようで。。。最後に木下先生がfollowして下さったように「いかに聞き手にあわせるか??」ということだと思います。あくまでも渡辺のは、一例ですので、参考になれば、幸いです。また、こういうときはなど、研究以外のコラボでお手伝いできることがあれば、渡辺までお問い合わせ下さい。アウトリーチ活動に関する共同研究というのが成立するかどうかわかりませんが。。。それもありではないかと思っております。

DSCN2849.JPG それで、当日お話をしたHPなどをいかにまとめておきます。読んで頂いたり、実際の講義風景を大学のYouTubeにuploadしてありますので。当日の記事のサンプルもわかるように、渡辺のHPにまとめてありますので、それを以下に紹介しておきます。

 (1) 「化学と生物」に発表した抄録「研究者が小中高生の理科教育にかかわるために-東北大・渡辺をモデルケースとして-」というのがJ-STAGEに公開されております。

 (2) 東北大学YouTube・チャンネルに出前講義等がアップロードされており、小学生向け、2件、一般向け、1件を見ることができます。

 (3) ご紹介できませんでしたが、一般向けの新聞記事として、愛媛新聞・大型コラム「道標 ふるさと伝言」というのもあります。

 (4) アウトリーチ活動をして思うことをまとめた記事が「愛媛高校理科 創刊50周年 記念特集号」に掲載されてあります。

 (5) アウトリーチ活動一般についての記事は、出前講義研究室訪問として、渡辺のHPにまとめてありますので、参考にして頂ければと思います。

 実験、研究、教育も慣れだったのではないかと思います。なれるまでに時間がかかったものもあれば、そうでなくすぐにできたものも。途中であきらめずに、少しずつやってみてはいかがでしょうか。

DSCN2852.JPG 最後になりましたが、このような場を提供頂いた高山先生、木下先生にこの場を借りて、感謝します。また、当日、すっかり小学生らしく手を上げたり、絵を描いて頂いた方々もありがとうございました。皆様の研究のますますの発展と少しでもそれ以外のお手伝いができれば幸いです。もちろん、普通の共同研究もお誘い頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

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第37回日本分子生物学会年会・ワークショップ「動植物における生殖戦略とその分子基盤(2W14)」11月26日午後開催予定

 2014年11月25日(火)~27日(木)にパシフィコ横浜で開催される第37回日本分子生物学会年会において、ワークショップ「動植物における生殖戦略とその分子基盤(2W14)」を開催します (http://www.aeplan.co.jp/mbsj2014/japanese/program/program_workshop.html#i02)。

DSCN2858.JPG11月26日(水) 13:15-15:45
「動植物における生殖戦略とその分子基盤(2W14)」

場所:会議センター・4階, 第14会場
オーガナイザー:北野潤(国立遺伝学研究所), 渡辺正夫(東北大学)

オーガナイザーで予定している講演者は
高山誠司(奈良先端大):植物の自家不和合性機構の多様性と進化
北野潤(遺伝研):性染色体進化がトゲウオ適応放散に果たす役割
東山哲也(名古屋大):植物受精において繰り広げられるオスとメスのせめぎ合いと分子的実体

 それ以外の発表者は一般からの公募を予定しております。このワークショップにfitしたものがあれば、積極的に応募頂ければ、幸いです。また、学会に参加される方は、ワークショップにjoinして頂ければと思います。では、11月26日午後に横浜でお待ちしております。

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 北野(遺伝研)・渡辺(東北大)


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研究成果がGGS(Genes Genet. Syst.)に掲載されました。

研究成果がGGS(Genes Genet. Syst.)に掲載されました。 生殖は雌雄の異なるゲノムが相互作用するモデル的な系といえます。そのために植物の場合、雄性配偶子を有している花粉が発芽し、花粉管伸長が重要となります。今回は、花粉管伸長に機能しているだろうことは想定されていた、アクチンフィラメント(AF)とアクチン結合タンパク質(ABP)について、ABPの中でも注目度が低かったLIMタンパク質の機能を花粉管伸長で機能解析をしました。シロイヌナズナゲノムには、PLIM2の遺伝子が3つに重複しており、その中でも、生殖器官で特異的に発現が観察されたAtPLIM2a, AtPLIM2cの機能抑制系統を作出したところ、抑制系統では、花粉管伸長速度が57%に低下していました。この結果として、鞘基部の結実率が野生型に比べて低下するという現象を見いだしました。

 また、本稿はその成果が評価されGGS 5号の表紙に選ばれました。Open accessですので、ぜひ、ご一覧頂ければ、幸いです。

DSCN1829.JPGDemonstration in vivo of the role of Arabidopsis PLIM2 actin-binding proteins during pollination

Sudo, K., Park, J.-I., Sakzono, S., Masuko-Suzuki, H., Osaka, M., Kawagishi, M., Fujita, K., Fujita, K., Maruoka, M., Nanjo, H., Suzuki, G., Suwabe, K., and Watanabe, M.

Genes Genet. Syst. (2013) 88: 279-287 .

(URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ggs/88/5/88_279/_article)


わたなべしるす

PS. 渡辺の研究室HPに関連記事があります。あわせてご覧ください。


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 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が9月末まで、前回が12月末までをまとめました。今回は、1月から3月の第4四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。また、最後のところに、今年度の総括ではないですが、少しまとめてみました。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、中学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。

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 仙台市立七北田小学校・NSP特別講義(1, 2)
 石川県立小松高等学校・小学生向けせいぶつ観察教室
 加賀市立橋立中学校・特別講義
 石川県立小松高等学校・SSH特別講義(1, 2, 3, 4)
 小松市立中海小学校・特別講義
 小松市立芦城小学校・特別講義
 東北大学サイエンスカフェ第100回スペシャル「楽しい実験・展示ショー」(1, 2)
 平成25年度FSC(ふくしまサイエンススクールコミュニティー)生徒交流会・コメンテーター(1, 2)
 循環型「科学者の卵養成講座」発展・エクステンドコース(1, 2, 3, 4, 5, 6)
 循環型「科学者の卵養成講座」研究室見学
 福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会、課題研究発表会(1, 2)
 香川県立観音寺第一高等学校・SSH研究成果報告会(1, 2)
 大谷高等学校・EDUワークショップ・グループ学習
 岩手県立盛岡第三高等学校・SSH課題研究等報告会(1, 2)
 宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
 仙台市立木町通小学校・特別講義
 金光学園高等学校・SSH国際化取組発表会・コメンテーター(1, 2)
 宮城県仙台第一高等学校・SSH訪問
 平成25年度宮城県高等学校理数科課題研究発表会・講師
 山形県立鶴岡南高等学校・SSH理数セミナーI
 東北バイオ教育プロジェクト発表会・コメンテーター


 今年度のまとめでもあることから、今年度行ったアウトリーチ活動は、127件。講義等を行った人数は正確に把握できておりませんが、講義のレポート、感想をいただいた児童・生徒の皆さんには全て返事を書きました。その総数は、4,034通になりました。こちらからの手紙がこれからの学習、普段の生活の励みになれば、幸いです。また、ここに実数として出すことはできませんが、出前講義等に伺ったあとに、mailでの質問なども多数ありました。主に高校生ですが。そうした方々とのやりとりもありました。

 また、今年度は、アウトリーチ活動が500回を超えたと言うことで、新聞ラジオで取り上げて頂きました。また、新聞での連載記事があったことも、こちらとしての刺激となり、科学をよりわかりやすく社会に発信することの難しさも実感できました。さらに、3月には「野依科学奨励賞」を頂き、望外の喜びでした。これも渡辺のこうした活動を支えてくれた多くの方々のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

 次年度も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。

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 わたなべしるす


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